アメリカに住むビルおじさんの家を訪問しました。ビルは私の父の兄弟で、昨年初めて会うことができました。中西部、インディアナ州の中央に位置するシェルビービル(SHELBYVILLE)市は自然が豊かな美しい町でした。「サリー、よく来てくれたね」と優しい笑顔で迎えてくれました。
町を案内してくれるというのでビルと一緒に出かけました。最初に訪れたのは市庁舎。そして市長のファーガソン氏にお会いしました。シェルビービル市は日本の静岡市(旧蒲原町)と姉妹都市だそうで、とても親日家のようです。少し日本語を話されていました。
「日本から50年の月日を経て、ルーツを探しにアメリカを訪ねた女性がいた」
私とビルの話が地元の新聞で報じられたこともあり、私は町ではちょっとした有名人だったのです。
ペグおばさん、ルーサーおじさん、ジャネットおばさん、次々と親戚が集まってきて、ビルの家はにぎやかになりました。みんな元気でパワフル! 私のルーツはここにありという感じでしたが、ちょっと疲れました(笑)。
祖母の妹にあたるマーガレットさんを訪ねて素敵な老人ホームへ。ご主人と死に別れてから23年間、こちらで暮らしているとのことでした。私の目を見て、ずっと手を離さずに、父のことをたくさん話してくれました。こんなに多くの親戚がいたなんて夢のようです。今年はクリスマスカードをみんなに出さなくては。そして念願だった先祖がたくさん眠る墓地も訪ねました。そのひとりひとりに挨拶をすることができました。
また、せっかく来たのだからとインディアナ動物園(INDIANAPOLIS ZOO)を訪問しました。その日はちょうど開園記念日で、平日だったのに多くの来園者がいました。2000年に世界で初めて人工授精によってアフリカゾウを誕生させたという快挙を成し遂げた素晴らしい動物園です。その後も2回の人工授精を成功させ、現在では5頭のメスゾウと2頭のオスゾウが暮らしています。2005年に生まれたオスの赤ちゃんとそのお母さんゾウ、その翌年生まれたメスの赤ちゃんとそのお母さんゾウが一緒のところにいました。その光景を見て、マミーに赤ちゃんが生まれたらこんな風になるんだろうなと、もうひとつ夢がふくらみました。
あっという間に数日が過ぎ、次の訪問地ワシントン州シアトルへ。ダウンタウンは坂が多く、散歩にはちょっと大変でしたが、すぐに海辺に行けるし、おいしい日本食も食べることができるし、ショッピングも充実。大満足の2日間でした。22歳の末娘はレストランでパスポートを必ず見せなければビールを注文できませんでしたが、アメリカのタバコやお酒の販売の徹底さは日本でも学びたいですね。
そしてシアトルでも動物園と水族館に行きました。シアトル水族館(SEATTLE AQUARIUM)には、海辺の鳥が多く展示されていました。鳥たちと魚たちがどのように共存しているのかが良くわかり興味深かったです。動物園と水族館が一緒になったような施設も面白いなと思いました。
またウッドランド動物園(WOODLAND PARK ZOO)も訪ねました。ゾーン別の展示でしたが、広くてなかなか動物を発見できません。私の動物園の動物の身近さを再認識しました。
2000年にブリーディングローン(動物園間の繁殖のための移動)でメスの赤ちゃんが誕生しましたが、残念ながら6才で病死していました。また、こちらでは私の動物園と同様にメスのアフリカゾウ1頭が2頭のメスゾウと暮らしていました。サンディとそっくりで、とても小柄なゾウです。同じように飼育しているのを見たのは初めてだったので、なんだか親近感がわきました。
帰りのシアトル空港では、ひとりの女性がゲートの前で堂々と喫煙。みんなで遠巻きにして見ていました。「タバコは動くアクセサリー」などと広告していたのが嘘のようですね。時代は変わります。動物も人間も住みやすい環境を維持するために、人間が壊してしまったものを元に戻せるようにしなければいけません。エコが徹底するように私も努力しようと思っています。
今年のゴールデンウイークは天候に恵まれず、残念でした。ガーデンレストラン ウッディヒルにて私の手作りの“フレンチトースト”“チャーハン”“たけのこご飯”をお買い求めいただきありがとうございました。元主婦なので、料理には自信があります。そんな手料理のおもてなしも出来る“SAYURI WORLD”のラウンジは10月頃完成の予定です。
