2006年7月24日

園長の小部屋

 アキ子が7月24日午後3時35分 静かに息を引き取りました。享年58歳 寿命を全うできたと思っています。その日の朝 私の手からスイカを食 べた後、暖かい鼻息をフーと私に吹きかけてくれました。その後は何も食べることはありませんでした。その鼻息の暖かさをずっと忘れることなく これからが んばっていこうと思っています。閉園された動物園のぞうさんのこと ずっと見守ってくださった全国の皆様にアキ子に代わり心からお礼を申し上げます。キク 子の横に眠るように埋葬されたアキ子の姿、私にいろいろな夢を与えてくれたアキ子。ぞうさん大好きな方と散歩を楽しみ 好きな枝を折り ゆっくりと食べて いました。今週末お別れの会を開催いたします。

 私とアキ子 キク子との出会いは、兵庫県にあった「阪神パーク」の閉園に伴い歳をとった2頭のアジアゾウを引き取ってくれないかというものでし た。4年前の7月末にかねてから探していた土地が見つかり購入しました。そして総合的なぞうさんの施設「楽園」建設をはじめました。そして翌年の4月アキ 子とキク子が市原に引越しをしました。元気に2頭で暮らし始めたのですが残念ながら その11月27日に年上のキク子が崩れるように亡くなりました。そし て 翌年の5月たくさんの報道陣に囲まれて アキ子は「楽園」へ引越しをしました。市原からは交替でぞうさんが遊びに行き、本当に楽しく過ごしていたと思 います。キク子の墓参りに行く度に自分で折って食べる、マテバ椎の木の枝 あったかい土を全身に浴びて泥パックなど 自分でできる自分のケアをしていたよ うに思われます。そんなリハビリのせいでしょうか 当初足を10センチも上げられなかったのに、今年のゴールデンウイークには自分から車に乗り込み 市原 でぞうさんショーにも参加しました。そしてまたゆったりとした生活に戻ったのです。
 私のもとから天国に行ってしまったぞうさん ライティ リョウ ストーミー キヌコ キク子 そしてアキ子 大丈夫です。天国には哲夢がいます。そして声が聞こえます。ママあんまり増やさないでね。僕忙しくなりすぎって。
 これからも総合的なぞうさんの施設として「楽園」はあります。行き所を無くしたぞうさんのため 繁殖のための施設としての役割など 色々な課題があります。くじけそうになった時ぜひ力を貸して下さい。

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